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47コラム

SNSプロモーションの成果を左右する“インフルエンサーの選び方”とは?

今や商品やサービスの効率的な情報発信や、顧客との継続的なコミュニケーションに欠かせない『SNSプロモーション』。読者の皆さまの企業では、上手く活用できていますでしょうか?「SNSでプロモーションしたいけど、方法が分からない」「SNSを運用しているけど、なかなか効果が出ない」など、課題を感じている方に向けて、SNSプロモーション実践のための要点をまとめました。

成果を上げる最大のポイントは、『誰に発信してもらうか?』。つまり、“インフルエンサー選び”です。「SNSプロモーションを初めて聞いた」という方から「SNSプロモーション担当になったので結果を出したい」という方まで、ぜひご一読ください。

成功するSNSプロモーションは、戦略がブレない、ズレない

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SNSプロモーションはマーケティング活動の一環であり、“戦略の立て方”が重要です。望む成果を上げるために、まず「目的」と「ターゲット」を正しく設定しましょう。

【ステップ①】「What(何のために)」と「Who(誰に対して)」を明確にしましょう。

今、読者のあなたがSNSプロモーションに興味を持っている理由は何でしょうか?「SNSで商品を話題化させたい」など、目先の目標があるかと思いますが、その前提にあるマーケティング上の課題をまず明確にしましょう。

例えば、「既存の広告媒体では、若年層にリーチできていない」「顧客とコミュニケーションの頻度を増やして、リピート購入を促したい」「マス媒体に出稿する予算はないが、新商品を潜在顧客へ効率的にPRしたい」など様々あると思います。
次に、ターゲットを設定します。新規顧客か既存顧客か?性別は?年代は?学生、ビジネスパーソン、主婦などの属性は?など、どこまで具体的にイメージできたかが、SNSプロモーションで成果を上げる精度に関わってきます。

【ステップ②】目的とターゲットに合う“SNS媒体”を選択しましょう。

「目的」と「ターゲット」を明確にした次は、いよいよSNSの媒体選びです。SNSを単体で使う場合と、複数のSNSを組み合わせる場合がありますが、まずそれぞれの特徴を把握します。“商材、ターゲットとSNSの属性が、マッチしているかどうか”を意識しましょう。ここでは、主なSNS媒体の特徴をお伝えします。

■Facebook
友人や仕事の関係者と実名でつながるため、SNSの中でもよりフォーマルな媒体です。ビジネスパーソンの利用が多く、BtoB商材のプロモーションに最適です。
・アクティブユーザー数:2,600万人(国内)
・主なユーザー層:30代〜40代(35%以上)

■Twitter
リツイート機能があるため、SNSの中でも特に拡散性が高い媒体です。SNSキャンペーンなど、話題化させやすい告知内容を、一気に広められる可能性があります。
・アクティブユーザー数:4,500万人(国内)
・主なユーザー層:10代〜20代

■Instagram
画像や動画に特化した媒体のため、ファッション、グルメ、観光、化粧品などビジュアルで訴求しやすい商材に適しています。
・アクティブユーザー数:3,300万人(国内)
・主なユーザー層:20代

■LINE
日常のオンラインコミュニケーションツールとして、社会インフラと言っても良いほど普及しているメディアです。既存顧客との継続的なコミュニケーションに向いており、LTV(ライフタイムバリュー)向上施策にも活用できます。
・アクティブユーザー数:9,200万人(国内)
・主なユーザー層:ほぼ全世代

■YouTube
国内で2人に1人以上が利用している動画に特化したSNS媒体。広告出稿する際のメニューが充実しており、ターゲットを細かく設定することも可能です。
・アクティブユーザー数:6,900万人(国内)
・主なユーザー層:30代〜50代

■TikTok
10代の利用者が圧倒的に多いSNS媒体です。拡散性も高く、Z世代に広めたい商材におすすめです。
・アクティブユーザー数:1,700万人(国内)
・主なユーザー層:10代

成果を出すインフルエンサー起用のために“重要な3つのポイント”

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SNSプロモーションには、大きく2つの手法があります。一つは「広告出稿」、もう一つは「インフルエンサー起用」です。広告出稿で大きな効果を出すには、大きな予算が必要になってしまいます。そこで今回の記事では、よりレバレッジがかかりやすく費用対効果が見込める「インフルエンサー起用」で成功するためのポイントをご説明します。

【ポイント①】自社商材とインフルエンサーの“親和性”は高いか?

自社商材とインフルエンサーの親和性を3つの観点で検討しましょう。
まず、「自社商材のターゲット属性とインフルエンサーの属性が近いかどうか」です。例えば、20代女性がターゲットの商材なら、起用するインフルエンサーも20代女性が最適なケースが多いです。

次に、「インフルエンサーが発信している情報が、自社商材とマッチするかどうか」です。美容系の情報を発信しているインフルエンサーに合うのは、やはり化粧品や健康食品など近いジャンルの商材です。

最後に、「インフルエンサーと自社商材のイメージがフィットしているか」です。例えば、高級なイメージを訴求したい商材の場合は、そのイメージに見合ったインフルエンサーを起用する必要があります。インフルエンサーの起用によって、企業や商品のイメージが損なわれないような配慮も大切です。

【ポイント②】ターゲットにアプローチできる“フォロワー属性”か?

インフルエンサーには大勢のフォロワーがいます。多い方になると、数十万~100万人を超えるフォロワーがいて、マス媒体のような影響力を持つインフルエンサーも存在します。SNSプロモーションで成果を出すには、そのフォロワー数も大切ですが、フォロワーの属性も重要なポイントです。

例えば、インフルエンサー自身が20代女性であっても、フォロワーは30代女性が中心ということも十分に有り得ます。そのため、インフルエンサー起用の際には、フォロワー属性の確認が必須です。

【ポイント③】実施後に効果検証して、PDCAを回していきましょう。

SNSプロモーションの実施メリットの一つが、PDCAを回しやすいという点です。マス媒体と比べて費用が安価で、かつレスポンスをデータで確認できます。そのため、「企画→実施→効果検証→さらに効果を上げるべく再度実施」という流れで、マーケティング目標の達成に向けて改善していけます。
「いいね」「クリック」「投稿のシェア」などエンゲージメントと呼ばれる数値も把握でき、インフルエンサー起用の効果検証だけでなく、市場調査にもなるため一石二鳥です。

インフルエンサー起用で成功したSNSプロモーション。

数あるインフルエンサー起用で成功したSNSプロモーションから、そのエッセンスを抜き出してご紹介します。

多くの有名企業が実施しているのが、『投稿マッチ型』のインフルエンサー起用です。例えば、食品メーカーのおやつカンパニーは「美味しく手軽にカラダづくり」というコンセプトの高タンパク大豆スナックをPRするために、筋トレやダイエット中心に投稿する人気インフルエンサーを起用しました。

インフルエンサーに投稿してもらうのではなく、拡散してもらう『シェア型』のインフルエンサー起用も効果的です。例えば、P&Gはヘアケア商品「h&s scalp」のプロモーション動画を公開し、著名人にTwitterで拡散してもらう手法で商品認知を拡大させました。

また、リアルな体験を活用する『イベント招待型』というインフルエンサー起用法もあります。泥洗顔で有名な「どろあわわ」は、インフルエンサーを限定イベントに招待し、商品を体験してもらいSNS拡散を実施しました。

このように同じインフルエンサー起用でも様々な方法があり、目的に即したプロモーションを行うことが大切です。

依頼する会社で成果が変わる「SNSプロモーション」。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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SNSプロモーションでは、『起用するインフルエンサーを誰にするか?』がキーポイントです。“インフルエンサー次第で成否が決まる”と言っても過言ではありません。47キャスティングパートナーズは、インフルエンサー起用のコンサルティングから実施まで、ワンストップでご対応します。

著名な芸能人から、拡散力のあるインフルエンサーまで、企画に沿ってキャスティング可能

SNSが流行して以来、インフルエンサーを起用できる会社は増えています。ところが、「インフルエンサーのジャンルが限られている」「著名なタレントは起用できない」など、マーケティング目的に応えられないケースも多いようです。47キャスティングパートナーズは、誰もが知る超有名なタレントから、フォロワー数が多く影響力のあるインフルエンサーまで幅広くご提案できます。

SNSプロモーションの企画立案からワンストップでご提案可能

47キャスティングパートナーズは、映画やドラマはもちろん、テレビCMなどマス媒体のプロモーションにも数多く携わっています。そこで、インフルエンサーの起用だけでなく、マーケティング目的を達成するための企画立案から、インフルエンサー選定、実制作まで一貫してご対応可能です。

インフルエンサーとの調整・交渉・契約管理も一括ご対応

インフルエンサーは個人で活動している方も多く、調整・交渉に手間がかかるケースもございます。47キャスティングパートナーズは、契約関連のプロフェッショナルでもあります。交渉ごとも安心して、お任せください。

SNSプロモーションを成功させるための事前ヒアリングから企画・実施まで、一貫して承っておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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